行って来ました。「ヒューマンキャピタル2009」。
企業の人材や組織戦略のためのフォーラムです。
昨年に続き出展を見てきたのですが、ブースも来場者数も昨年より少ないかな・・・?という印象でした。不況の影響でしょうか。このあたりの分野は企業としても真っ先にコストカットする対象ですからね。また、今年の出展の特徴としては、メンタルヘルス関連が大変多かった。これも不況の時代をよく表していると・・・。
で、今回楽しみにしていたのは何といっても、あの勝間和代さんの基調講演を聴くこと!です。事前に無料講演があるということを知り、ミーハー心をくすぐられたワタクシは即予約。その後初めて著書を読み、万全な体制で講演を拝聴してきました。立ち見続出!超満員!
【私的ポイント】
・男性は(働きたくないのに)働きすぎ、女性は(働きたいのに)働かなすぎ
⇒お互い不幸
・自殺の原因2つ
1.長時間勤務(60時間~/週:22%、50時間~/週:50%)
2.メンタルヘルス
・人口の減少
⇒35年ごとに人口が70%になる。
⇒今年の出生率が微妙に増えたのは、分母が減ったから。
⇒毎年100万人ずつ減っている(→100万都市が1つずつ無くなることをイメージ)。
・中高年が増えると広告が響かずビジネスがもたない。
・子供が減ると、イノベーションが起きなくなる。
⇒20,30代にチャンスが与えられない
⇒売上が減り、投資が減る
・日本は高齢者にお金を使いすぎ。
・議員に女性が少なすぎ(約10%)。
⇒資源配分が歪む(当事者じゃないと力を入れられない)
・グリーン車やビジネスクラスにどのくらい女性がいるか?
・収入の低さ・共働き(時間不足)。
⇒子供産めない
・男性の家事・育児参加時間が少ない。
⇒長時間勤務のせい
・第一子の育児経験がネガティブイメージになる。
⇒第二子を産まなくなる
・女性比率の高い会社は業績が高い。
⇒BtoC。Cは女性が多い。
→カルロス・ゴーンは日産のデザイナー/エンジニアに女性がいないことに驚いた。(女性に売れるハズがない!)
→女性比率が1/3を超えると顕著に業績が上がる。
→異性の存在でやる気がでる。
→どんな会社でもというわけではなく、女性が活躍できる環境を作った会社の話。
・「マミートラック」・・・母親が子育てをしながら続けられる職域のこと。
⇒女性だけを優遇すると逆に女性の出世機会がなくなる。
・日本人の長時間勤務は稲作文化からきている。
・自分をgoogle化する。「情報は通貨である」
・過小品質も過剰品質もよくない。
⇒ベストプラクティス
・GiveGiveGiveGiveGive
・ダイバーシティ(≒環境問題と似ている)への取り組み
⇒一人でやってもダメ→まずは会社から。
◎まとめ
長時間勤務
↓
家事・育児の時間がない
↓
晩婚化・第一子でネガティブ育児経験
↓
出生率低下
↓
中高年が増えてもモノが売れない
↓
企業の売上が減る
↓
投資ができない
↓
若者少ない、20~30代にチャンスが与えられない
イノベーションが起きない
↓
GDP低下、国の危機!
個としてではなく、会社や国レベルで対策が必要ではないか?
・・・って感じだったと思います。
(論理を捻じ曲げてたらすみません。。。)
ダイバーシティも大切だが、まず今すぐ出来ることとして長時間勤務を止めるべき、ということを終始言われていた気がします。
【感想】
プレゼンが本当に上手だなと。
正直、「ダイバーシティ」についてはほとんど興味がなかったのですが(←人材業界に勤める人間として失格×)、テンポの良いプレゼンにどんどん引き込まれました。
特に感じたのは、数字の使い方。
- 冒頭から、「45分時間をいただいているので45分で・・・」と時間投資を推進している人らしい発言に始まる。
- 自己紹介前に、勝間氏についてどれだけ知っているか聴衆に挙手させ「7割が〇〇について知ってるから・・・」と、その日のプレゼンの重み付けをその場で変えてみたり、
- 毎年人口が100万人減少するという文面からだと実感のない事実を、「毎年100万人都市が1つずつ無くなっていく」と上手く表現する。
≫ 勝間和代公式ブログ 私的なことがらを記録しよう!
【アウトプット】
・次回プレゼン時には、数字とイメージをうまく織り込んだプレゼンにしてみる。
・働き方について議論してみる。
⇒まずは、長時間勤務についてから、かな。




