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【本】戦略キャンプ/松山 雅樹

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戦略キャンプ―2泊3日で最強の戦略と実行チームをつくる戦略キャンプ―2泊3日で最強の戦略と実行チームをつくる松山 雅樹

ダイヤモンド社 2009-03-13
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【概要】

戦略キャンプとは、
・全員の腹に落ちるまで徹底的に議論して結論に合意すること。
・論理的に正しいだけでなく、感情的にも腹に落ちる結論を合意するための合宿。

【私的ポイント】

・戦略キャンプには、「課題解決型合宿」と「ベクトル共有型合宿」がある。

論理だけでは解決しない

・人間は感情の動物であり、理屈で論破されても感情で納得できないときには抵抗する。相手の感情を慮ることなく、論理の力だけで人を動かすことは出来ないのだ。合宿で合意された解決策は、必ずしも論理的な最適解ではないこともある。それでも、確実に実行可能な解なのである。

・大切なのは、無理して結論を作り上げようとせず、「みんなでつくった結論」にすることである。ようやく全員が論理と感情の両面で納得できる、深い合意が形成されるのである。その合意は非常に強固で、実行段階に入っても反故にされうことはまずない。関係者全員が、決定に至るまでの議論のプロセスと選択肢間のトレードオフを全て知っているし、何よりも自分たちで決定したことだという当事者意識を持っているからだ。この当事者意識が実行段階に移ったときに、最後までやり遂げる力になるのである。

・自分たちが創出したプランを、自分たちのチームで実行していく。だからこそ、課題解決に対する強力なオーナーシップとコミットメントが醸成され、困難を乗り越えて変革を完遂させるベクトルが生まれるのである。

・最もまずいのは、偉い人がある方向に議論を誘導しようとするケースだ。そもそも彼らの仕事は方向性を示すことなので、こうした事態は往々にして起こりがちだが、そうした発言が一度でもあれば、自由闊達な議論など到底期待できなくなる。

合宿ノウハウ

・前言撤回は大歓迎

・無理にコントロールせず流れに任せる。
⇒そうするうちに、所属部門が抱えている問題を「実は・・・」と率直に語りだすメンバーや、相互不可侵協定で守られているはずの他部門の問題についても言及するメンバーが出始める。いずれも普段の会議ではまず聞くことの出来ない話であり、胸襟を開いて議論できる状況が整ったことを示している。

・宴会は昼間と同じ会議室で行う。 場所を移すとただの飲み会となり、雑談だけで終わる恐れが高いからだ。

「腹を割る」「痛みを受け止める」

・腹を割って個人としての考えを述べ合うことで、多くのメンバーには少しずつだが確実に、このチームで課題を解決したいという意識が芽生えている。

・自らの痛みを受け止めようと手を上げるメンバーが現れたら、座長は心からの謝辞と賛辞を贈る。(・・・(略)・・・)それまで強硬に抵抗したり、のらりくらりと結論を先延ばししようとしていたメンバーの姿勢が変化したら、合意形成はもう目の前だ。

【感想】

「腹を割る」「胸襟を開く」「痛みを受け止める」がキーワード。一人でも多く(もしくはキーマン)がこれを実践できれば、全体として「腹に落ちる」結論に至るのでしょう。

ただ、これは合宿に限らないですよね。どんなミーティングでも、社員が意見を言い易い環境を作ることが大事だし、社員は腹を割って本音で話す自信と勇気が大切。

個人的には自分の意見を通したい気持ちもやまやまですが、このような景況感の中ではいかに一致団結し当事者意識をもてるかで会社の存続が決まってきます。

意見の通りやすい年齢になっていることもあるので、あくまで客観的でフェアな判断ができるように注意することと、若手が意見の言い易い環境作りに重みを置いていけるようシフトしていこうと思います。

【アウトプット】

・戦略キャンプとしての場を乱さない。
・自分の意見に誘導しない。(客観的・フェアに)
・若手が意見を言える環境を守る。
・若手が腹を割れるよう煽る。


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